くろちゃんまた会おうね

実はくろちゃんが年末になくなりました。
姉が社宅で飼い始めたのですが転勤になり一緒につれていこうか迷ったけど何かと神経質なクロちゃんの体調を考えてやめました。
その次の飼い主になったのが嫁です。その時嫁たちは近所で夫婦二人暮らしを楽しくやっていましたが子どももいないしペットかいたいねってことで嫁が結構楽しくそだたていてくれていました。そんな嫁も妊娠を機に体調が悪くなりうさぎを育てている場合ではないということで我が家にやってきました。

元来神経質すぎる頑固な性格で餌は絶対にひとつのやつしか食べない。うさちゃんがピアノひいてるアレですアレののミックスのほうです。レギュラーの緑のパッケージも絶対に食べません。あれの中に入っている赤いほうを好んで食べてました。

他の餌も食べれるようにと姉が別のえさをあげたけど全く食べず餓死寸前のとこで姉がギブしていつものエサに戻しました。

そんな陰気な性格のせいか色々の引っ越しのせいか、まったくかわいげがなく・・・まったくなつかず・・・「本当にもうお願いだからほっといて!!!!」ていうスタンスでいつもきてたくろちゃんだけど唯一ブラッシングしてあげてるときなそれなりに気持ちよさげな顔してくれてました。

まぁくろちゃんはこっちがブラッシングしなくても自分で毛づくろいしてすごくきれいな艶々の黒い毛を保っていました。毛づくろいしてるときだけはうさぎっぽくてかわいかったです。
小屋掃除のときにフローリングに離したげるとつるつるすべて少々パニックになっている姿もかわいかったです。
ござとクッションを渡すと大した運動もせずクッションの上にずっと座ってる姿もかわいかったです。
ゴザのヨコにあるマットの間を川を飛び越えるみたいにぴょんぴょん往復してる姿もかわいかったです。

そんなクロちゃんもおじいちゃんになって自慢の黒毛に白が混じって銀ぽくなってきました。自分で毛づくろいすることも少なくなって毛玉でき放題になったりして老けたね・・・あんた。っていつも実家に帰るたびにいってきたけどどんなときも「うるさい。ほっといて」って感じでした。


そんなクロちゃんもおう10歳でいつその日がきてもいいようなかんじなのでまぁ覚悟はしていたけど。。。まぁこの寒さがこたえたのかな。

防寒用のケージの覆いを外したときには固くなってたそうです。
くろちゃん・・・ほっといたよ。ほっといたひとりでいったね。まぁクロちゃんの性格上みんなに見送られてなんて性じゃなさすぎるけど・・・

寂しくなかったかい?うちの家族でよかったかい?
天国に行く瞬間にちょっとでもうちの家族のことを思ってくれたらそれでいいです。
埋葬するときまで「ほっといてよ」っていいそうなその姿を思い浮かべて帰ったらお墓詣りにいくからね。

生まれ変わってもまたうちのうさぎになってね。ばいばい!